モナコ2003-2004
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 イタリア94
 イタリア00
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 イングランド14
 ヴァレンシア03-04
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 ウルグアイ14
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 オランダ98
 オランダ14
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 スペイン12
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 ドイツ00
 ドイツ14
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 ナポリ11-12
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 日本97
 日本00
 日本01
 日本11
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 バルセロナ04-05
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欧州の大舞台で輝きを放ったモナコマイスター

2003-2004シーズンにおいて、フランスのASモナコが採用した4-4-2フォーメーションについての想定予想です。

モデルの想定・その他のケース

左図は、2003-2004年当時のASモナコについて想定予想のスターティングメンバーです。

エースストライカーに、「銀河系」を追い出されてきたスペイン代表のモリエンテス。
レアルマドリードのチーム方針で放出されたとはいえ、その能力はレアルでゴールを量産していたころと遜色なく、モナコでもプルショ、ノンダ、アデバヨールといった能力高いFWを押しのけてスタメンに名を連ね続けました。

もう一人のFWは、上に書いた3人全員が高さのあるタイプですが、2003-2004シーズンではその中でクロアチアの苦労人FWプルショがモリエンテスのポストに、あるいはストライカーとしてもチームに大きな貢献を果たしました。

中盤にトップ下はなく、サイドから切り込むタイプの2人が入ります。
左は「左足のベッカム」ことアーリークロスを得意とするロタン。
右に小柄ながらキレのあるドリブルでサイドを抉るジュリー。
この2人のサイドアタックが攻撃の要になります。

中盤の底は基本ダブルボランチで、ベルナルディ、シセ、ジコスの3人が相手にあわせて使い分けられています(CL決勝は3人全員使った)。
ベルナルディとシセはいわゆる「ダイナモ」でボール奪取能力に長けるタイプです。
ジコスだけタイプとしては若干パサーに傾いていますが、フォーメーション説明読むと、どちらも守備能力高いタイプと読めましたので、想定予想ではベルナルディとシセを入れています。

両サイドバックは右にイバーラ、左がエブラ。ともに、スピードに乗って攻め上がるというよりバランス感覚に優れたタイプ。

センターバックのジヴェとロドリゲスは、フィジカルに強くスピードとパワーに優れており、どちらもサイドバックをこなすこともできるユーティリティープレイヤー。

最後の砦はイタリア国内では長らく下部リーグで燻っていた遅咲きのローマ。モナコに移籍後の活躍によりイタリア代表に招集されるようにもなりました。

サイドアタックを使ったカウンターサッカーという、当時の主流戦術になります。
ボール奪取能力に優れたボランチが、左でボールを持ったらロタン経由でアーリークロス、右でボールを持ったらジュリーのドリブル突破と素早い展開を行うのが特徴と言えましょう。

2003-2004年当時のASモナコ

当時の監督はフランス人のディディエ・デシャン。
現役時代はフランスの中心選手として活躍した名ボランチで、「闘将」と呼ばれるほどのキャプテンシーを持った選手でした。
引退直後の2001年にモナコに請われていきなり監督に抜擢。キャプテンシーはあったものの指導者としては未知数であり、どれほどのことをやれるか懐疑的な見方もされ、就任初年度はリーグアンで15位に終わります。
しかし、その翌年にチームを立て直すことに成功。リーグ杯優勝、リーグ2位の成績を残し、欧州CLの出場権を獲得しました。

なお、その後のデシャンは、カルチョスキャンダルでセリエBに降格したユヴェントスを1年でセリエAに復帰させ、名門マルセイユを立て直した実績を買われて、ついにフランス代表監督に上り詰めるなど、現在の名将の1人として名を挙げています。

さて、この年のモナコはチーム運営が破たんしており、シーズン前にはCL出場権はく奪・リーグ2部への降格をリーグ側から突き付けられるという事態に陥っていました。

この時は、モナコ公国からの援助などもあり事なきを得、また前年の躍進により選手からの信頼を勝ち得ていたデシャン監督のもと、選手たちもまとまりレベルの高いプレーを披露します。

リーグ戦は21勝しながら、当時国内では無敵を誇っていたリヨンと全盛期のエインセやパウレタらがいるPSGの前に僅差で3位、国内カップ戦はベスト8どまりと、国内ではまずまずの成績どまりでしたが、欧州CLで快進撃をします。

ベスト8でモリエンテスの古巣レアルマドリードにH&A5−5ながらアウェイゴールで、ベスト4でアブラモビッチオーナーの資金投入初年度で躍進したチェルシーをH&A5−3で下し、ついに決勝進出を果たしました。

欧州CLの決勝戦はモウリーニョのFCポルトの前に0−3で敗れてしまいますが、このモナコとポルトの活躍により、このシーズンの欧州CLは、チェルシーやレアル・マドリードなどの大金をつぎ込んだ補強へのアンチテーゼとして評判の高いシーズンとなりました。

なので、2011年にモナコ公国からも見放され、ロシアの石油会社に運営権を委ねて大補強を始めたここ数年におけるASモナコの有り様は、現在の欧州サッカー界にとって皮肉な現実であるかもしれません。



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