グランデ・アルビセレスタ
2001年において、アルゼンチン代表チームが採用した3-4-3フォーメーションについての想定予想です。
モデルの想定・その他のケース
左図は、想定予想メンバーです。
アルゼンチン代表は慢性的にGKが安定していなく、この時期もボナーノ、アボンダンシェリ、カバジェロ、ブルゴスらが先発したりしなかったりと固定できていません。
中盤は、ベロンがガジャルドだったり、アルメイダがシメオネだったりとか必ずしも毎試合同じようなメンバーではなかったりはしますが、CB同様にそれなりに固定されてメンバーで戦ってました。
攻撃陣は豪華なメンバーが控えにもズラっと並んでおり、たとえばW杯南米予選のvsペルー戦での布陣ですと、CFWはJ・クルスを使っていたり、別の試合ではクレスポを使っていたりしています。LWGにはC・ロペスがいるし、オルテガの控えにはアイマールがいると、GKが不安定さで入れ替わり立ち代りで試合に出ているのに対して、こちらは逆の意味で誰を使えば良いのか困ってるという状態のようでした。
2001年当時のアルゼンチン代表
監督は、マルセロ・ビエルサ。「ロコ(変人)」の異名を持つ人ですが、その正体は戦術ヲタクという変わり者です。
そんな「変人」がアルゼンチン代表の監督となって選択したシステムは3-3-1-3で、アヤックスやバルサが実戦してきたトータルフットボール的なシステムを採用しておりました。
チームの中心選手たちは、キャリアのピークに近いメンバーが大半で、。そういった才能溢れるメンバーに、トータルフットボールをさせるというビエルサの狙いは見事にハマり、南米W杯予選を圧倒的な強さで勝ちあがります。
そして、翌年の日韓W杯ではフランスと並んで優勝候補の一角と見られていたのですが・・・
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