バイエルン2015-2016
各フォーメーション
 アーセナル03-04
 アムステルダム94-95
 アルゼンチン98
 アルゼンチン01
 アルゼンチン14
 アルゼンチン22
 イタリア94
 イタリア00
 イタリア06
 イタリア12
 イタリア2020
 イラン97
 イングランド00
 イングランド14
 イングランド2020
 ヴァレンシア03-04
 ウルグアイ1930
 ウルグアイ02
 ウルグアイ14
 オランダ74
 オランダ88
 オランダ98
 オランダ14
 カテナチオ
 ガラタサライ99-00
 韓国99
 ギリシャ04
 クリスマスツリー
 クロアチア18
 コスタリカ14
 コロンビア13
 コートジボワール14
 スペイン00
 スペイン08
 スペイン12
 セネガル02
 スロベニア00
 チェコ03
 チェルシー04-05
 チェルシー14-15
 チェルシー16-17
 チリ98
 チリ14
 デンマーク86
 トッテナム18-19
 西ドイツ74
 ドイツ90
 ドイツ00
 ドイツ14
 ドルトムント11-12
 ドルトムント15-16
 ナポリ11-12
 日本68
 日本96
 日本97
 日本00
 日本01
 日本11
 日本22
 ネラッズーロ90-91
 ネラッズーロ09-10
 ノルウェー00
 バイエルン00-01
 バイエルン13-14
 バイエルン15-16
 バイエルン19-20
 バルセロナ99-00
 バルセロナ04-05
 バルセロナ10-11
 バルセロナ14-15
 パルマ98-99
 パリ12-13
 ビアンコネーロ84-85
 ビアンコネーロ95-96
 ビアンコネーロ02-03
 ビアンコネーロ13-14
 ビアンコネーロ16-17
 ビジャレアル05-06
 ブラジル82
 ブラジル94
 ブラジル98
 ブラジル02
 ブラジル06
 ブラジル14
 フランス82
 フランス00
 フランス04
 フランス14
 フランス16
 フランス18
 ベルギー13
 ポルト03-04
 ポルトガル00
 ポルトガル14
 ポルトガル16
 マドリード01-02
 マドリード11-12
 マドリード13-14
 マドリード21-22
 マドリードA13-14
 マンチェスターU98-99
 マンチェスターU07-08
 マンチェスターC11-12
 マンチェスターC20-21
 モナコ03-04
 モロッコ2022
 ユーゴスラビア94
 ユーゴスラビア00
 ラツィオ99-00
 リヴァプール04-05
 リヴァプール08-09
 リヴァプール18-19
 リヨン04-05
 ルーマニア00
 レバークーゼン01-02
 ロッソネーロ88-89
 ロッソネーロ98-99
 ローマ00-01
 ローマ07-08
 N-BOX
 浦和06
 大阪G08
 川崎18
 横浜M03
 webサカ2チラ裏
 Webサカ(PC版)
 コンテンツトップへ戻る


 銀狐のあんぱん屋
 トップへ戻る


進化するスライド式3バック

2015-2016年シーズンにおいて、ドイツのFCバイエルン・ミュンヘンが採用した3-3-3-1フォーメーションについての想定予想です。

モデルの想定・その他のケース

左図は、2015年当時におけるバイエルン・ミュンヘンのスターティングメンバー想定です。

webサカのゲームシステム上、3-3-3-1で試合が行われるわけですが、実際のバイエルンでは試合中に、4バックになったり3バックになったり、何度もポジションチェンジを行うわ、サイドバックは中に切れ込むわで、トータルフットボールの発展形のようなサッカーを見せてくれます。

1トップのレヴァンドフスキーは決定力が高く、今季のブンデスリーガでは記録的なペースでゴールを挙げているオーバメヤンとハイレベルな得点王争いを繰り広げています。また、ポストプレーのレベルも高く、両ウインガーや下がり目にいるミュラーのためにデコイランをしたりするなど、万能タイプのセンターフォワードとしては世界でも屈指の選手と言えましょう。

セカンドトップにミュラー。ポジショニングが上手く、質の高いフリーランニングを行い、気づけば、マークを外してゴール前でボールを受けてシュートを打っているような、シャドーストライカー。

彼らを両翼から補佐するのが、左のダグラス・コスタと右のロッベン。共に圧倒的なスピードを活かして、サイドを抉ったかと思えば、フォワードが空けたバイタルエリアに飛び込んでゴールも狙える選手です。
なお、ロッベンは怪我がちであり、欠場することも多く、その場合はフランスの若きウインガーコマンが多く使われています。

アンカーには司令塔のシャビ・アロンソが入り、試合のかじ取りを行います。

シャビ・アロンソを補佐するのが、左にビダル、右にラーム。ともにセンターハーフとして、中盤の攻守に欠かせない人材です。

中盤は、他にもチアゴ・アルカンタラやハビ・マルチネスらがいますが、ファーストチョイスの3人が重用されています。

特徴的なのは3バック。ボアテングはスピードもあり1対1にも強い典型的なセンターバックでありつつ、ウイングの深い位置へロングフィードを出すなど攻撃の起点となりえる事もあります。
一方、左のアルバと右のラフィーニャは共に、本来はサイドバックの選手であり、以前からグアルディオラがセンターバックとして使う事に守備面での不安があると批判される事もしばしばありました。

グアルディオラはスライド(スイッチ)式3バックを採用しており、シャビ・アロンソが重点的にプレスを仕掛けられた場合、彼がプレッシャーを避けるために最終ラインまで下がる一方で、スライドする形で、本来サイドバックの2人のどちらかが、攻めあがっていくというスタイルを取ります。

センターバックにはベナティアやハビ・マルチネスが使われる事もあります。その場合は、彼らが中に入り、ボアテングが疑似的なサイドバックを務めます。

GKはドイツ代表のノイアー。長年、バイエルンとドイツ代表の正GK務める世界最高のGKの一人です。

グアルディオラと言えば、バルセロナ時代から、DFラインを高く取り、ショートパスを多用するポゼッションサッカーを好む監督ですが、ここ最近のバイエルンでは、DFラインは浅めに控えて、カウンターから裏を取られる可能性を下げつつ、各選手の巧みなポジショニングからパスをつないだかと思えば、最終ラインからのロングフィードなども戦術オプションとして取り入れるなど、常にチームを勝たせながら戦術を進化させていく野心的な面がうかがえるようになってきました。

2015-2016年シーズン(2015年12月まで)当時のバイエルン・ミュンヘン

監督は、スペイン人のジョゼップ・グァルディオラ。選手ではスペインサッカー史上屈指ビボーテとして、監督としてもバルセロナとバイエルンで、多くのタイトルを勝ち取り、今では世界最高の監督の一人と目されるようになっています。

前シーズンの2014-15シーズンでは、ロッベン、リベリー、アラバ、シュバインシュタイガー、ハビ・マルチネス、バトシュトゥバーと、主力クラスの選手が大量に怪我で離脱してしまった事もあり、選手をなかなか固定できないシーズンでしたが、それでも、4-3-3、3-5-2、3-4-3と多くのシステムを使いこなし、引き出しを増やしつつ、ブンデスリーガを優勝、CLとドイツ杯はベスト4と順調な成績を残しています。

迎えた2015-16シーズン、ダンテやシュバインシュタイガーを放出する一方、ビダル、ダグラス・コスタ、コマンらを獲得し、リベリーこそ復帰が長引いていますが、ロッベンやアラバなども合流し、選手層の厚さを武器に開幕から、ブンデスリーガを席捲します。

開幕戦のハンブルガー戦を5−0で幸先よく圧勝。前半戦の山場と言われたドルトムントとの首位攻防戦も5−1で圧勝し、14戦して13勝1分と12月上旬まで無敗のまま過ごしています。

また、欧州CLのグループリーグでも、アウェイでアーセナルに負けたものの、その他の試合は全勝。特にホームでのアーセナル戦では5−1で勝つなど、攻防共に隙の無い戦いを繰り広げています。



Webサカ(PC版)コンテンツトップに戻る

あんぱん屋トップに戻る