フランス2000
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攻守両方の顔を併せ持つシャンパンサッカー

2000年において、フランス代表が採用した4-3-1-2フォーメーションについての想定予想です。

モデルの想定・その他のケース

左図@は、2000年のフランス代表のスターティングメンバー想定予想で、WebサカのCM「フランス2000」での配置であり、EURO2000の準決勝vsポルトガル戦などでも確認されているメンバーになります。

中盤はトップ下のジダンを攻撃の中心に据えた上でトリプルボランチを採用。

このトリプルボランチの中盤における守備力と、世界最高のキープ力と技術を備えたジダンのポテンシャルによって強力なカウンターアタックを炸裂させることができてました。

2トップは、アンリとアネルカが担当し、さらに控えにはトレゼゲに左右のウイングとしてデュガリーとビルトールが控えてます。

サイドバックのリザラズとテュラムは守備力を重視しつつ、時に意表をつく攻めあがりも見せて、攻撃にアクセントを加えます。

フィジカルに長けた2人のCBに、足元の技術に長け、積極的な飛び出しもするバルテズが最後の砦に控えます。

・・・とまあ、この布陣は1998年のフランスW杯の基本布陣で、EURO2000でも確かに使われてはいたのですが、実際に、2000年の頃に採用されていた布陣は、どちらかといえば左図Aの方だったりします。

@が守備力を高めた上でカウンターを基調とした「シャンパンサッカー」なのに対して、Aはサイドアタックを基調として、@の布陣以上に攻撃的かつ中盤のどこからでもパスを出せるという、より華麗に「シャンパンサッカー」を体現する布陣でした。

・・・ただし、Aはラストパスがフィニッシャーに出されるタイミングを失いやすく、攻撃的な割りに得点に結びつかないという事態に陥りやすいのも特徴でした。

2000年当時のフランス代表

監督はフランス人のロジェ・ルメール。選手時代はDFとして活躍し、フランス代表にも選出されたこともありました。

引退後、フランスのクラブチームの監督を歴任し、フランス軍のサッカーチーム監督を務めるなどした後、1998年のフランスW杯時には代表のアシスタントコーチになり、W杯直後に前任のジャケ監督が勇退した後を受け、2002年のW杯までフランス代表の指揮を執っています。

1998年のW杯優勝時のメンバーと戦術をベースに、より攻撃的なチームへと徐々にシフトすることに成功。
EURO2000では、W杯優勝国ということで優勝候補に挙げられつつも、「W杯とその直後のユーロの両方を勝ったチームはない」というジンクスがまことしやかに囁かれてもいました。

欧州予選は、意外な苦戦を強いられ、ロシア、ウクライナと接戦になったものの何とか1位通過。

本戦のグループリーグでは、オランダ、チェコ、デンマークと同組になり、オランダには敗れたものの無難に2位で決勝T進出を決めています。

1回戦はスペインを2−1で破り、準決勝のポルトガル戦は延長までもつれこむも、延長後半に微妙な判定ながらハンドでPKを獲得したフランスがVゴールで決勝進出を決めます。なお、この時のハンド、結構、微妙な位置での判定であったため、試合終了後にかなり執拗にポルトガル選手たちが審判に抗議し続けた結果、ヌノ・ゴメスら3人が半年以上の出場停止処分を食らっています。

決勝は、サッカー大国イタリアとの対戦。好ゲームが多く見られたEURO2000のフィナーレを飾るにふさわしい決勝戦となります。

後半10分にイタリアが先制し、そのまま逃げ切るかに思われた終了間際のロスタイムにウイングのビルトールが起死回生の同点ゴール。最後は延長前半13分にトレゼゲの鮮やかなボレーシュートがVゴールとなり、見事に優勝を果たすのでありました。

この優勝により、フランスは史上初の「W杯・ユーロを連覇したチーム」という偉業を成し遂げたのでした。



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