リヨン2004-2005
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 ドイツ00
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フランス最強の子供たち(レ・ゴーヌ)

フランスのリーグアン2004-05シーズンにオリンピック・リヨンが採用した4-3-3フォーメーションについての想定予想です。

モデルの想定・その他のケース

左図は、2004-05年シーズン当時におけるオリンピック・リヨンの想定スターティングメンバーです。

シーズン前に前年の2トップを移籍と怪我で欠いてしまったため、全盛期はスピードやテクニックに優れてサイドハーフやセカンドトップを主に務めていたヴィルトールを補強しましたが彼のプレースタイルは純粋なセンターフォワードとは言い難い選手でした。
そのため、「ゼロトップ」「偽9番」という単語はこの時代にはまだありませんが実質的にそのような戦術をとっています。

両ウイングはともにスピードでDFをぶち抜くタイプですが、左のマルーダは割と前線守備もこなすタイプで、右のゴブは性格的なところもあって攻撃的な動きをします。

この3人で前線をかき回し、司令塔役のジュニーニョ・ペルナンブカーノがフィニッシューになることもしばしばあります。FKの名手でもあるため、彼がこのチームのトップスコアラー

ペルナンブカーノに加えてボックストゥボックスのエッシェンと守備専のアンカーをつとめるディアッラの3人が豊富な運動量を武器として中盤を支配するのがこのチームのメイン戦略です。

このシーズンは2トップだけでなくセンターバックの2人とも前年のレギュラーから入れ替えになってますが、カサッパ、クリスのブラジル人コンビが組織的で安定したディフェンスを担い、攻撃的な右サイドバックのレベイエール、守備的でセンターバックもできる左サイドバックのアビダルの4バックが中盤と連携して堅実な守備ブロックを構成します。

最後の砦はフランスの名手で安定的なセービングを武器にするクーペ。バルテズとロリスの間をつなぐフランス代表GKで代表の正GKを担った2006年頃は不安定でしたが、2004-05シーズンはチェフ、ジーダ、ブッフォンに次ぐ世界最優秀GKの第4位とランクづけられており、キャリアの絶頂期にありました。

全体的に特化された戦術があるわけではないですが、中盤を手厚くカバーして速攻・遅攻をうまく使い分けるという重厚にして自在なチームスタイルを確立した派手さはないけど強いチームでした。

2004-2005年シーズン当時のリヨン

率いる監督は、フランス人のポール・ル・グエン。
現役時代は主にPSGで活躍してフランス代表にも選ばれたセントラルMFでした。
引退後、すぐにレンヌの監督となり万年二桁順位のチームで5位、13位、6位とまずまずの成績を残しています。

2002年シーズンから前年に優勝チームを率いた前任のサンティニがフランス代表監督に引き抜かれた後を受けて抜擢されました。

優勝チームとはいえ、資金力豊富というわけでもないため毎年のように主力が流出しがちのチームでしたが就任2年間とも混戦のシーズンを連覇。
上述した通り、FWとDFのレギュラーを4人欠いた2004-05年でしたが、この年はこれまでの4-4-2を捨てて採用したゼロトップ風の4-3-3が大当たりし、シーズン序盤からリーグアンをブッチギリで優勝。
また、欧州CLもクラブ史上初めてのベスト8まで勝ち上がるなど充実のシーズンを送るのでした。

なお、ル・グエン監督はこのシーズンを最後に退団しますが、リヨンはこの後2007-08シーズンまでリーグアンで優勝し続け7連覇を達成するなど黄金時代を築き上げることになります。



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