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(フォーメーション・省略語)
第二次世界大戦後、チトー将軍率いるパルチザンの下、いわゆる「第一のユーゴ」を構成された地域が統合され独立を果たした国家「ユーゴスラビア連邦共和国」はスロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニアの6つの共和国とセルビア共和国内のヴォイヴォディナとコソヴォの2つの自治州で成立していた。
この内、websoccer内で採用されているフォーメーションの時代である西暦2000年までの内、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、マケドニアが分離独立して、セルビア・モンテネグロの2共和国とヴォイヴォディナ・コソヴォの2自治州で構成された国家がユーゴスラビア連邦共和国と呼ばれていた。
時が進み2003年には「セルビア・モンテネグロ共和国」と国名を変更。更に、現在(2006年6月)の時点ではモンテネグロ共和国が分離独立を果たし、セルビア共和国が旧ユーゴスラビア連邦の後継国家として認識されている。
WebSoccerではEURO2000時のユーゴスラビア代表が多用したフォーメーションが採用されており、その省略語として「ユーゴ」と呼ばれる事が多い。
4−4−2のオーソドックスなフォーメーションであり、見た感じではブラジル1998とほぼ同じなのだが、ブラジルのOMFがゼ・コスタ、ジノラの様なトップ下系司令塔タイプが活躍するのに対して、こちらはフットレやベックの様なウイングタイプのテクニシャンが活躍する傾向が強い。
ほとんどのポジションにT系の選手が求めらて、ポジションの適性ステータスも他フォメと併用がし辛いポジションが多い為(T+P系の右FWとか)、中々選手が揃わなく、DMFが能力不足だと致命的なまでに失点が増えたりする傾向があるので使い勝手はあまり良くなく、かつては三弱フォメの一つとする人もいた。
だが、攻撃力はかなり高い物があり、揃いさえすれば爆発的な得点力が期待できるので、本Aでも戦う事は十分に可能なはずである。
現実のユーゴは「東欧のブラジル」と呼ばれる程華麗なテクニシャンが揃っていたのだが、1991年の内戦による国家分裂により、数年間対外試合を禁じられる。少なくとも、この時代のユーゴスラビアは欧州でも最強チームの一つであった事は疑いない。
それでも、解体後単独国家としてのユーゴスラビアは1998年のW杯でベスト16に残るなど強豪国の一角としての地位を保っていたが、2000年頃は旧ユーゴの黄金世代メンバー(ストイコビッチとかミヤトビッチとか)が衰えを隠せなくなり、一時的に低迷していた時期でもあった。
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