(フォーメーション・省略語)
イタリア2000年フォーメーションの略。
イタリアと言えばサッカー強豪国の一つであり、カテナチオフォーメーションが強豪フォーメーションの一つにあげられるのに対して、こちらの2000年フォーメーションは以前は三弱フォーメーションの一つにしばしばあげられていた。
だが、2004年5月末の第一次フォメ調整により、2トップとトップ下の攻撃力が強化されている様であり、又、ロクに人材のいなかった両サイドハーフでも活躍できる選手が増えており、気づけば何時の間にやら強豪フォーメーションに成り上がり、韓国と並んでニ強フォメの一角として、websoccerに君臨する強豪フォメとして一時代を築き上げた。
2005年8月の第二次フォメ調整により、図抜けた強さは影を潜めたものの、それでも使い勝手はまずまずの為、未だにメジャーフォメとしての地位は保たれているように思える。
現実のサッカーでは、2000年のイタリアは元々評価が高くなかった年なのだが欧州選手権では下馬評を覆し準優勝を果たす。その最大の要因がトッティの大活躍によるもので、その後トッティはイタリア代表の不動のエースとして君臨する事になる。
トッティの様な創造性ではなく視野とフィジカルに優れた司令塔の台頭、デルピエロの不振、R.バッジョの代表落ちなど「ファンタジスタ」と呼ばれる人種達の衰退が見え隠れし始めた時代のフォーメーションでもある。元々はデルピエロを動かしやすくする為にリッピ監督のユベントスが多用したフォメであるのはやや皮肉な事なのかもしれない。
|
|